今回は、もともと母家が建っていた敷地に新たに一棟を建てられ、2世帯で暮らすための外構工事を施工させていただきました。職場でのご紹介をきっかけにご相談をいただき、計画段階からじっくりとお打ち合わせを重ねています。
当初は、ひとつの門柱に2世帯分の表札とポストをまとめるプランをご提案していましたが、将来的な暮らし方の変化も見据え、それぞれ独立した門柱を設置するプランへ変更。世帯ごとの程よい距離感と、使いやすさを両立した配置となりました。
玄関まわりの門柱は、目隠しとしての役割も兼ねたこだわりの仕上がりに。外からの視線をやわらかく遮りつつ、圧迫感が出ないよう高さや位置を細かく調整しています。また、雨の日でもできるだけ濡れずに自転車へ乗れるよう、カーポートのサイズや設置位置も実際の動線を想定しながら検討しました。
シャワーまわりには、高さのある目隠しフェンスを設置し、プライバシー面にも配慮。シャワーパン部分はお施主様がすのこを自作される予定とのことで、あらかじめ一段低く施工し、使い勝手にも柔軟に対応しています。
既存のコンクリート部分については、可能な限り解体せず、新築の外観を邪魔しないよう配慮しながら計画。素材や色味を整えることで、新旧が自然につながる統一感のある外構に仕上げました。
後日、植栽工事も行い、玄関の目隠しを兼ねた常緑ヤマボウシをシンボルツリーとして配置。緑が加わることで、建物と外構全体がより引き立ち、やさしく落ち着いた印象になりました。
暮らしやすさと将来性、そしてプライバシーへの配慮を大切にした、2世帯ならではの外構計画です。
◆ ポイントまとめ
2世帯住宅に合わせた外構計画
将来を見据え、門柱は世帯ごとに独立設置
玄関の目隠しを兼ねた、こだわりの門柱デザイン
雨の日の動線を考慮したカーポートのサイズ・配置
シャワーまわりに高さのある目隠しを設置しプライバシー確保
すのこ設置を想定し、シャワーパン部分を一段低く施工
既存コンクリートを活かし、新築と調和するデザイン
常緑ヤマボウシをシンボルツリーにした植栽計画







